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外陰部と膣

外陰炎と膣炎は非常にしばしばみられる感染症です。感染症の原因は細菌よりも真菌や寄生虫の方が多く、それは膣の酸性分泌物の中では多くの細菌が生存できないためです。細菌感染は膣内のpHが上昇して酸性度が低下すると、起こることもあります。

淋病などの性行為感染症(STD)は不妊の原因になる可能性があります。淋病は膣の細菌感染症で、子宮や卵管に広がっていく場合があります。クラミジアによって起こる性行為感染症もあります。これは、ウイルスによく似た非常に小さな病原体です。これら感染症は、膣からのおりものの原因となる‘非特異性尿道炎(NSU),の原因としてますます重要視されるようになってきています。梅毒は深刻な疾病であっても幸い頻度の低い細菌性性行為感染症ですが、妊娠中の胎児に移行する可能性があります。梅毒を治療せずに放置すると不妊症につながり、最終的に命に関わることがあります。ヘルペスウイルスは外陰部に感染して性器ヘルペスを起こします。

外陰部の癌は婦人科系の癌の約5%を占めています。通常、外陰部の癌は高齢になってから小さな潰瘍や塊として発症します。膣の癌はまれです。



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日本語監修:埼玉医科大学 産婦人科 石原 理 教授
最終更新: 18/04/2009


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