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 体験談

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ニッキとスティーブ(オーストラリア)
2章:体外受精拒否
6カ月後、私は検査を受けようという気持ちになっていました。スティーブはその段階ではそれほど重要とは思っていなかったようでしたが、私はどうしても知りたかったのです。「もし不妊ならば知りたい。そうすればそれを克服して、この思い悩む状況から脱出できる」と考えていました。実際には、克服するのはそれほど簡単ではないと思っていましたが、とにかく知る必要がありました。
そして私たちは検査を受けました。結果は正常でした。「妊娠するつもりでいれば、たぶんすぐに妊娠しますよ」と言われ、追い返されてしまいました。でも言われたとおりにはなりませんでした。不妊に関する本を何冊か読み、避妊しないで6カ月間妊娠しなければ不妊と呼ぶと言う説や、妊娠しないで2年経たなければ不妊とは呼ばないなど様々な意見があることを知りました。いつの頃からか、私たち夫婦は原因不明の不妊だと思いはじめていました。
闘い
はじめから私は、不妊治療には興味がないとスティーブに明言していました。私は仕事上、不妊治療を受けて体外受精を繰り返しても、失望させられる結果に終わっているカップルをたくさん見てきていました。フェミニストが書いた体外受精に関する資料をいくつか読みましたが、どれも良いものではありませんでした。癌などの危険な副作用が並べ立てられていたり、成功率が低いと記されていたりしたのです(私が読んだ資料には、出生率は実際にはわずか6%という記載があったと思います)。女性の価値は受胎能力にあると感じさせる社会風潮のお陰で不妊治療は数百万ドル産業に成長した、という考え方が私は嫌いでした。医療技術の目標はもっとずっと崇高な領域であるはずなのに。
私たちは現代医学ではなく自然療法を試しました。自然療法医の監督の下、非常に厳しい食事療法を行って山ほどのサプリメントを摂り、ハーブ療法も行いました。私たちは6~9カ月間それに専念しましたが、結局止めてしまいました。
スティーブはとても我慢強く、とても勇敢な人です! 私たちが妊娠しようと努力を始めてから4年半の間、彼は体外受精のことを調べるよう提案していました。私たちに体外受精を勧める友人や親戚に対し、私はずっと体外受精反対の姿勢を崩さないでいました。また、私はクリスチャンですので、使用しない胚をどうするかについて倫理的なジレンマも感じていました。しかし、最終的に嫌々ながら体外受精を検討してみることに同意しました。

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