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妊娠初期のホルモンの役割

着床には、胚からのヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の産生が伴います。ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンの分泌は、妊娠の最初の7~9週間における黄体(成熟卵を放出した後の卵胞に形成されたプロゲステロンを分泌する黄色い細胞塊)の期間延長と維持を助けます。

黄体がなければ、妊娠の初期の過程は維持されません。何度も妊娠初期流産を起こす女性には、その後の妊娠を確立するためにヒト絨毛性性腺刺激ホルモンまたはプロゲステロンの投与による‘黄体補助療法,が実施される場合があります。

黄体の主要機能は、プロゲステロンとエストロゲンの分泌です。これらのホルモンは子宮内膜(子宮の内面を覆う腺性粘膜)を保持させ、月経を防ぎます。

また、プロゲステロンとエストロゲンは子宮内膜に作用し厚くしますが、特に胚の下部にあたる部分が厚くなります。胚はそれに反応して子宮内膜の中に伸張し、子宮内膜の血管の中に根のような絨毛を送り込んで胎盤を形成します。 


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日本語監修:埼玉医科大学 産婦人科 石原 理 教授
最終更新: 18/04/2009


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