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ホルモンによる補助

受精後、受精卵すなわち胚は卵管内で細胞分裂して発育を始めます。

前核(融合前の精子または卵子の核)の崩壊した後の分裂の第一段階では、受精した精子と卵子によって決定された染色体を持つ完全な細胞核が生じます。

その後、12~14時間ごとに連続的に細胞分裂が起こります。受精後72~96時間のいずれかの時点で、桑実胚と呼ばれる堅い球形の細胞塊が出来上がります。桑実胚の細胞は分裂を続け、外側の細胞層と内細胞塊で構成された胚盤胞と呼ばれる約32の細胞を持つ中空のボールを形成します。

胚盤胞の外側の層を形成している細胞が栄養膜になります。この細胞層は最終的に、胎児を子宮に繋ぎ留める構造物である胎盤の一部となります。

胚は卵管内に3~4日間留まった後、ゆっくりと子宮へと運ばれていきます。

胚が子宮壁に着床する能力はいくつかの要因、特に適切なホルモンバランスによって高められます。黄体によって分泌された循環血中のプロゲステロンとエストロゲンに反応して子宮内膜の内面が発達するため、これらのホルモンが欠乏すると着床が損なわれる可能性があります。


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日本語監修:埼玉医科大学 産婦人科 石原 理 教授
最終更新: 18/04/2009


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