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運動

健康維持における運動の素晴らしい効果は、妊娠中も変わりません。アメリカ産婦人科学会のガイドラインでは、1日約30分間の適度な運動を推奨しています。運動することで、緊張を和らげ、気分を良好に保ち、エネルギーレベルを高め、また浮腫、足首のむくみおよび便秘を予防します。血液循環が良くすることで、胎児への最適な血液供給を確保します。定期的な運動は、十分なカロリー消費により妊娠期間中の体重増加を均一に保ち、産後の効果的な減量を助け、また‘産後うつ状態,と呼ばれるよく見られる産後の抑鬱を和らげることにもなります。

妊娠中に推奨される運動は、ウォーキング、水泳、サイクリング、軽いテニスなどがあります。ヨガは、腰痛の緩和と腹筋の強化に役立つ特に優れた運動です。ただ、妊娠の進行に伴い、一般的なポーズを調整し、自分で快適に感じる程度のヨガを行う必要はあります。有資格講師のいるヨガ教室に参加するのが最適です。

逆に、妊娠中に控えなければいけない運動は、転倒や腹部への打撃の可能性がある格闘技、スキー、フットボール、および明らかに衝撃の強いスポーツなどです。スキューバダイビングは、血液中の窒素(水中で圧縮空気を呼吸することで生じる)の胎児への影響が未だ不明のため、避けるべきです。

また、妊娠中の体内では、リラキシンというホルモンが産生されます。リラキシンは、靭帯を柔軟にして分娩過程を助けますが、残念ながら足首の靱帯も軟らかくするために捻挫や転倒が起こりやすくなります。

妊娠中に運動プログラムに参加する場合は、事前に医師にご相談下さい。身体の状態にあった適度な運動を心がけ、過度にならないような注意が必要です。 


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日本語監修:埼玉医科大学 産婦人科 石原 理 教授
最終更新: 18/04/2009


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