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治療に関するFAQ(よくある質問)


不妊とは、通常、どのくらいのカップルに見られるものですか?
不妊とは、子供が産めないことを意味しますか?
不妊は女性だけの問題ですか?
妊娠したいときは、どのくらいのペースで性的交渉を持ったらよいですか?
精子の受精能力に影響を与えるものにどのようなものがありますか?
クエン酸クロミフェン療法はどのくらい続ける必要がありますか?
不妊治療の成功率はどのくらいですか?
生殖補助技術は実験的治療と考えられているのですか?

Q:不妊とは、通常、どのくらいのカップルに見られるものですか?
A:最新の試算では、出産年齢人口の約10%が不妊としています。女性は、35歳になると最も急速に生殖能力が低下します。

Q:不妊とは、子供が産めないことを意味しますか? 
A:不妊は生殖能力の欠如を意味するものではありません。不妊と診断された人の約90%には特定の原因が見つかり、それに対する適切な治療により、そのほとんどが妊娠に成功しています。

Q:不妊は女性だけの問題ですか?
A:不妊は女性のみの原因と考える人が多いのですが、実際には、男女に等しく発生します。

Q:妊娠したいときは、どのくらいのペースで性的交渉を持ったらよいですか?
A:精子は、女性の生殖器の中で48~72時間生存可能です。この期間ならばいつでも卵子に受精することができます。ですから、排卵日の2~3日前後に1回ずつ性的交渉を持つのがよいと思われます。

Q:精子の受精能力に影響を与えるものにどのようなものがありますか?
A:精子を卵子にうまく受精させるには、精液の質と量が関係します。特に、精子の運動が重要な要因となります。精子の数が少なくても、運動能力の高い精子を持つ男性ならば生殖能力が保持されている場合があります。

Q:クエン酸クロミフェン療法はどのくらい続ける必要がありますか?
A:クエン酸クロミフェンに反応する患者のほとんどは、治療開始後1カ月以内に反応が見られます。ですから、治験には3~4コースが適当と思われます。排卵を伴った月経が起こらない場合、それ以上のクエン酸クロミフェン療法は勧められません。診断を見直し、別の選択を考慮する必要があるものと思われます。

Q:不妊治療の成功率はどのくらいですか?
A:薬剤、顕微手術、そして生殖補助技術の向上により、治療を受けるカップルのほとんどで妊娠可能になっています。特に、生殖補助技術を必要とするカップルにおける成功率が劇的に向上しました。生殖補助技術1周期の妊娠率は、生殖能力が正常なカップルの1カ月あたりの受胎率に近いものになっています。ご自身の場合についてはかかりつけの医師と相談してみて下さい。成功率は患者によって、また状況によって異なります。

Q:生殖補助技術は実験的治療と考えられているのですか?
A:いいえ。もう10年以上も前から、体外受精、配偶子卵管内移植、ドナー卵子、受精卵凍結保存、そして卵細胞内精子注入法は実験的とは見なされていません。これは、米国の生殖内分泌学者と生物学者の最先端の専門家組織であるアメリカ生殖医学会(ASRM)の見解です。成功率は向上し続けており、多くの場合、生殖能力が正常なカップルで予想されるよりも高い妊娠率が実現しています。

Q:ホルモン療法に副作用はありますか?
A:すべての処方薬がそうであるように、副作用の可能性は否定できません。かかりつけの医師が、副作用の可能性について説明し、治療に対する反応をモニタリングしてくれるはずです。症状が現れたならば、そのすべてを医師に報告することが重要であることも覚えておいて下さい。



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日本語監修:埼玉医科大学 産婦人科 石原 理 教授
最終更新: 18/04/2009


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